特集*クリストファー・ノーラン 『メメント』から『インセプション』、そして『ダークナイト ライジング』へ

『ダークナイトライジング』の公開に合わせ、青土社からクリストファー・ノーランの特集が出ました。昨日からぼちぼち読み始めてます。
ノーラン監督のインタビュー(約12ページ)は面白かったです。クロスカッティングについての言及は思わず膝を打ちたくなったほど。編集やIMAXに関するお話も興味深かったですね。
しかし、とても残念なことに、寄稿されたI氏の批評の中で、明らかに間違いと思われる箇所が二つほどあるんです。単純ミスなら構わないんですが、批評の根幹に関わる所でストーリー自体を勘違いされているとしか思えなくて…。映画批評は視座をどこに置くかで違ってきますし、いろんな批評が一度に読めるユリイカの特集は好みなのでちょくちょく買ってましたけど、こんな経験初めてでした。。