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アイアンマン3(ネタバレ)/バービー人形とのお別れ

あまり書くことがないので、以下、簡単な雑感です。
トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)が「おもちゃ」とさよならしておとなになるお話です。前作でのトニーは「アーマースーツ」=おもちゃが齎すパワーに依存していく危うさがあったんですが(一人核抑止力とまで言ってた)、本作では『アベンジャーズ』戦での後遺症=PTSDがトニーの脅威なんですね。自己の分身(アイアンマンスーツ)がコントロールできずに無意識の内に動いちゃう。生命の維持(リアクター)と強大な武器=力への依存が分離不可能な状態で、自身の劣化コピーに追われた前作を経て、今作は「エンジニア」としての本分に原点回帰します。トニーが依存していた殻(アーマー)が各パートに分かれて動き始めるのは、卵の殻が徐々に割れていく過程、ヒナが孵るようなものでしょうか。作品中でアーマーはコクーン(繭)と表現されてましたけど。。
シリーズ通して、随分と変化したのはペッパー・ポッツ(グウィネス・パルトロー)。前作で、テンパってしまい社長止めます!宣言してたのに、この設定はなかった事にされて、社長職のままでした。今作はもうオッカサンですね。鍛え上げられた見事な腹筋と、アルドリッチ・キリアン(ガイ・ピアース)の人体実験で「炎の女」となった彼女は、最強の肉体と引き換えに色気がなくなってしまって(笑)、マヤを演じたレベッカ・ホールさんのうるんだ瞳に負けちゃってます。レベッカ・ホールさん好きなんですよ。彼女のパート、もっと観たかったです。マンダリン(ベン・キングズレー)はナルコレプシーなんですかね…。