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アレックス・デ・ラ・イグレシア監督の新作


『スガラムルディの魔女』『刺さった男』公式サイト


スペインの異才アレックス・デ・ラ・イグレシア監督のホラー・コメディ。

『マカロニ・ウエスタン 800発の銃弾』でマカロニウェスタンへのオマージュ、『気狂いピエロの決闘』では、スパイン内戦とその後のフランコ政権の闇を描いたイグレシア監督ですもの、異端審問に、魔女裁判、中世の闇が生んだ魔女伝説をどう料理するんでしょうかね。

残念なのが全国4箇所でしか公開されない事。
洋画興収の落ち込みはどうしようもないレベルにまで来てしまったのかなぁ。
『アナ雪』は別格としても、今年公開された外国映画で、興収30億超えしそうな作品って『GODZILLA』くらいしか見当たらない。
ミニシアターブームの草分け的存在であり、洋画配給の老舗『フランス映画社』の倒産しかり。しかも負債総額は約3800万円な訳でしょう?
債権者さんの立場になれば大変な金額にはちがいないでしょうけど、川喜多長政、和子*1親子が映画界に与えた影響を考えると、随分寂しい幕引きとなりました。
フランス映画社が配給した、ゴダール、ヴェンダース、ジャームッシュ、ヴィスコンティ、オリヴェイラ、タルコフスキー、テオ・アンゲロプロス、侯孝賢等々、錚々たる監督たちの作品を、スクリーンで観る事が出来た私なんかは幸福だったのかも知れない。

*1:伊丹十三監督の元奥さん