フィルムコメント誌  50 Best Films of 2013

50 Best Films of 2013 | Film Comment

ニューヨーク、セントラルパーク、ブロードウェイ通りにほど近い好立地にある総合芸術施設「リンカーンセンター」。メトロポリタン歌劇場、ジュリアード音学院、ニューヨーク公共図書館等、アメリカの芸術、文化の一大拠点の中に、1969 年に設立された「Film Society of Lincoln Center(リンカーンセンター映画協会) 」があります。そこが隔月発行している「フィルムコメント誌」の2013年ベストフィルム50がしばらく前に発表されました。
アカデミー賞の有力候補『それでも夜は明ける』を押しのけて、 コーエン兄弟の新作『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』が堂々の一位だったり、リチャード・リンクレイター監督『ビフォア・ミッドナイト』が高位置につけたりで、らしい選択だなぁと。。
最近、シネコンに行けば予告編に必ずお目にかかるロン・ハワード監督『ラッシュ プライドと友情』が漏れてるのも結構意外でした。ハリウッド(西海岸)基準とはとはずいぶん違いますね。
ハーモニー・コリン監督の『スプリングブレイカーズ』は仏カイエ・デュ・シネマ誌が選ぶ2013年の映画ベスト10 : 映画ニュース - 映画.comでも選ばれてましたけど、一応観てるんですが、そんなに良かったかなぁ(ぼそっ)。
これから公開される作品は勿論ですが、各映画祭での限定公開のみで、地方ではなかなか見る事の出来ない作品はせめてレンタルで観られるようにTSUTAYAさんには頑張って欲しいのですが、近年、それも厳しいですね。10年くらい前の金獅子賞作が近所のレンタル店に既にない(笑)。
映画も人の出会いとどこか似ていて(と私は思ってるんですが)、出会えない作品はご縁がなかったことにして、さっと諦めちゃう事が多くなりました。歳なんでしょうねぇ、自分でも随分淡白になったものだなぁと思います。

フィルムコメント誌が選ぶ2012年のベスト作品は↓
50 Best Films of 2012 | Film Comment